「Brothers Keeper」/ FAIR WARNING

1.Don't Keep Me Waiting 2.Tell Me Lies 3.In The Dark 4.Wasted Time 5.No Limit 6.Generation Jedi 7.The Way 8.All Of My Love 9.Once Bitten Twice Shy 10.The Cry 11.All I Wanna Do 12.Rainbow Eyes 13.Push Me On
1992年に「Fair Warning」でデビューして以来、珠玉の作品を出し続け、2000年に活動を休止したFAIR WARNINGの5枚目のアルバムです。現在のメンバーはウレ・リトゲン(B)、ヘルゲ・エンゲルケ(G)、トミー・ハート(VO)、C.C. ベーレンズ(DS)の4人で、アンディ・マレツェク(G)は参加していませんが、一人欠けながらも、ガッツ溢れるメロディアスな
ハードロックアルバムを作ってくれました。
このアルバムもご多分に漏れず、安心ブランドのFAIR WARNINGサウンドです。路線としては2ndに近く、ハードさを堅持しながら、メロディアスで、「ロック」としての躍動感を忘れていませんし、何よりリフが素晴らしいです。
しかも、そこに絡む歌メロが珠玉のメロディーなのです。内側からジワジワと疲れた心を暖めてくれます。
「定番」とか「すぐ飽きる」と言われそうなメロかもしれません。強烈なメロやキラーチューンのないアーチストよりは遙かに上を行くものの、よくよく聞き返してみると結構定番ロックの誹りを受けるかもしれません。
でも、何かに疲れた時、ふと聴きたくなる、そんな磁力を持っています。彼らでなければ書くことのできない、独特の癒しの空間があります。聞き込むというよりも、ふと、ラックから出して癒されたい、FAIR WARNINGにしか出せない空間があります。トミー・ハートがFAIR WARNINGというばでなければ表現できない歌があり、ヘルゲがDREAMTIDEで表現できない音があるのです。
僕は今、
「彼らがまた音を出してくれた」という感慨に癒されています。
たしかに「Long Gone」、「Save Me」や「Forever」クラスのインパクトを与える曲はないです。
ですが、ここ2作で感じた、思いっきり聴きたくなる曲と、そうでない曲の差は少ないです。
先に上げたように、内側から暖まるメロディーライン、随所に入る叙情的なインストパート、そしてメロディアスでありながらギターのリフが初期衝動を起こさせるだけのガッツを持っています。
帰ってきた彼らを暖かく見守ってほしい、そんな思いに包まれています。
あ、LOUD PARK06参戦のため、FAIR WARNING来日公演には参戦できません(号泣)ですが、参戦される方にはあの暖かみを堪能してほしいと思いますし、バッティングはするものの彼らのステージを想起しつつ……モッシュしています(爆笑)
楽しい1日にしましょう!